2007年7月14日(土) ブログを通じて、飼い主の娘さんから今回のメンバーの一人にSOSが届いた。 「娘さんの両親が住む2DKのアパートで、猫が40匹になっている。両親は心身を患っており、入院の可能性もある。生活保護を受けているので、これ以上猫たちを養えない。猫たちを助けてやってほしい」 SOSが数名の友人に伝達され、レスキューに向けての話し合いが始動。 |
7月15日(日)〜7月23日(月) メンバーが娘さんと電話連絡、事情を聴き出し、情報収集を始めたところ、次のような様相が浮かび上がってきた。 ◎最初たった4匹の猫が、4年の間に40頭以上(すでに死んだ子も含め)に増えた ◎猫たちを避妊去勢して飼う、という知識が、まったく飼い主になかった ◎飼い主自身で里親探しなどの努力はしたが、焼け石に水だった ◎娘さんが気付いたときには、もう手の施しようがなく、困り果てている ◎SOSを飼い主と家族が発信し続けているのに、行政側は、まったく対応できていない 7月27日(金) メンバー内でレスキュー合意に至る。 7月30日(月) メンバー3名が、飼い主宅を訪問し会談、現状を確認する。 ◎飼い主夫妻は、猫たちを飢えさせずに置くのが精神的・肉体的・経済的にせいいっぱい ◎猫の糞尿で衛生状態は極めて悪く、アンモニア臭が立ちこめ、ノミ・ゴキブリなどが発生 ◎畳、建具、布団などはすべて早急に廃棄する必要がある ◎猫たちの栄養状態、健康状態は、良いとはいえない。早急な避妊去勢ほか医療が必要 ◎猫は、生後1週間〜2ヶ月の子猫10頭、生後6か月程度が20頭、成猫が10頭 ◎飼い主夫妻は、ボランティアの助けを借りつつ、猫を幸せにするために自ら動くことを約束した 一刻も早い衛生状態の改善をしなければなりません!!! 猫たちの病院への搬送、里親探し、避妊去勢手術が急務です!!! |